
第0章|この記事でわかること
海外在住で住民票を抜いている場合、日本の電話番号を持つことは難しいと感じるかもしれません。
しかし実際には、家族名義+povoという方法で、日本の電話番号を取得できました。
目的は、海外(韓国)滞在中に日本のSMS認証を利用できるようにすることです。
この記事では、
- 海外在住・住民票なしでも契約できた条件
- 短い一時帰国で完了できた理由
- 実際の契約手順
- 海外での運用方法と維持コスト
を、実体験ベースで整理しています。
結論から言うと、
- 条件がそろえば最短1日で契約可能
- 海外利用にはローミング設定が必須
- 番号維持のコストは比較的低い
という結果でした。
同じように、
- SMS認証ができず不便を感じている
- 一時帰国で間に合うか知りたい
- オンライン中心で進められるか確認したい
という方にとって、判断材料になる内容をまとめています。
※本記事は2025年12月時点の体験に基づきます。
第1章|何があればSMS認証は通るのか?
1-1|電話番号の取得目的
私が日本の電話番号を取得しようと思った目的は、海外(韓国)に住んでいる中で、日本のサービスを利用する際にSMS認証ができず不便を感じていたからです。
日本に一時帰国したときや、日本のオンラインサービスを利用しようとしたときに、SMS認証による本人確認が求められることがあります。
しかし、韓国(海外)の電話番号では認証ができないケースがあり、
そのために利用できないサービスがありました。
私にとって必要だったのは、単に日本の電話番号を持つことではなく、
日本の電話番号でSMSを受信できる環境を持つことでした。
私が日本の電話番号を取得しようと思った目的は、
海外(韓国)に住んでいる中で、日本のサービスを利用する際にSMS認証ができず不便を感じていたからです。
日本に一時帰国したときや、日本のオンラインサービスを利用しようとしたときに、SMS認証による本人確認が求められることがあります。
しかし、韓国(海外)の電話番号では認証ができないケースがあり、
そのために利用できないサービスがありました。
私にとって必要だったのは、
単に日本の電話番号を持つことではなく、
日本の電話番号でSMSを受信できる環境を持つことでした。
1-2|SMS認証に必要な条件を整理してみた
そこで、「何があればSMS認証は通るのか?」を整理しました。
私の場合、必要だった条件は次のとおりです。
- 090 / 080 / 070から始まる日本の電話番号
- SMSが受信できること
- 通話+データ契約であること
データ専用SIMではSMSが利用できないため、通話機能を含むプランを選ぶ必要がありました。
今回はeSIMを選択しました。
理由は、短期間の帰国中に手続きを完結させたかったからです。
- 物理SIMの受け取りが不要
- 郵送待ちがない
- SIMの入れ替えや紛失リスクがない
一方で、物理SIMには設定のわかりやすさや機種変更時の扱いやすさというメリットもあります。
今回は「短期間で確実に完了させる」ことを優先し、eSIMを選びました。
1-3|「自分名義」である必要はあるのか?
日本の電話番号が必要となったとき、気になったのが「自分名義である必要があるのか」という点でした。というのも、自分名義で契約することができずに困っていたからです。
利用している日本のサービスを振り返ると、認証方法は次の形式がほとんどでした。
- SMSで認証コードが届く
- そのコードを入力する
少なくとも私が利用していた範囲では、契約名義と利用者の一致を確認する仕組みはありませんでした。
そのため私の場合、
必要だったのは「自分名義の番号」ではなく、
SMSを受信できる日本の番号であると判断しました。
1-4|家族名義という選択
調べていくなかで、住民票がない状態では、自分名義での契約は難しいとわかりました。他社(povo以外)も含めて検討しましたが、本人確認の観点から同様に難しそうでした。
その中で見つけたのが、povoで家族名義での利用例です。
FAQ.実際の利用者は未成年ですが、親権者の名前で契約できますか?
povoのFAQに家族名義利用のケースが掲載されていたため、サポートに問い合わせました。
その結果、成人している私の条件でも家族名義で契約可能であることを確認できました。
こうして、「家族名義+povo」という方法で進めることになりました。
第2章|短い一時帰国で契約は可能か?
2-1|今回の契約条件
私が契約した条件は次のとおりです。
- 母名義(日本在住・住民票あり)
- povo(通信会社)
- 通話+データプラン
- eSIM
- アプリから契約
私は一時帰国中に契約の手続きを行いました。
理由は、名義人である母がオンライン手続きに慣れておらず、私が同席して操作する必要があったためです。
名義人本人がスマートフォン操作や本人確認の撮影に問題なく対応できる場合は、帰国せずに契約できる可能性もあります(未検証)。
2-2|帰国前に確認したこと
滞在期間が限られていたため、事前に確認できることは済ませました。
- eSIM対応端末であるか
- SIMロックが解除されているか
- povoアプリがダウンロードできるか
- 海外ローミング設定が必要になる可能性
- チャット受付時間(9:00〜19:00)
特にアプリのダウンロードは意外と重要です。
※アプリストアの国設定が日本以外の場合、インストールできません。
私はAndroidを使用していてPlayストアの居住国が韓国なので、そのままではpovoアプリがインストールできませんでした。
しかし、のちほど「3-1補足」で紹介する方法で、別のGoogleアカウントを使い、日本の決済情報(日本のクレジットカード)を登録して、居住国を日本に変更することができ、アプリがインストールできました。
2-3|契約の流れ
実際の手順は次のとおりです。
- 新規契約(通話+データ/eSIM)
- 支払いの方法登録
- eKYC(本人確認書類+名義人の顔撮影)
- eSIM発行・有効化(Wi-Fi環境)
- SMS受信確認
- 海外ローミング設定(チャット)
eKYCがあるため、名義人本人の同席が必要でした。
⇒本人確認書類としてマイナンバーカードを使ったのですが、写真を撮るだけでなく、スマホのNFC機能でマイナンバーカードのチップを読み取る必要があり、マイナンバーカードの現物が必要でした。
補足:支払い方法について
povoではクレジットカードかペイディ(あと払い)のみ使用できるとあります。また下記のようにカードの名義についても軽く触れられています。
「お申し込みのご本人によるご利用が承認されているご本人名義やご家族名義などのお支払い方法をご登録ください」
参照元:https://faq.povo.jp/faq/show/745?category_id=6&site_domain=default
私は、povoの契約は母の名義を使用して、クレジットカードは私の夫(韓国人)のものを使用しました。
正確には、夫のカード(クレジットカードではなく、トラベルチェックカードという韓国発行で日本円に換金したお金が入っているチェックカードです。
ただし、クレジットカードは「本人認証サービス(3Dセキュア)による認証」ができるカードでないと使えませんので、手続きの際に困らないようにいくつか選択肢を準備しておくのもいいと思います
FAQ. 申込みが完了しない>クレジットカード登録>クレジットカード登録時にエラーとなる
3Dセキュアのエラー
新規加入時にクレジットカードを登録する際、本人認証サービス(3Dセキュア)による認証が必要です。3Dセキュア(本人認証サービス)のエラー理由・パスワード発行・登録方法は、お客さまがご利用のカード発行会社によって異なります。
2-4|海外ローミング設定について
契約前にサポートへ問い合わせたところ、
- 家族名義での契約は可能
- 海外で利用する場合はローミング設定が必要
との回答を受けました。
問い合わせ内容
それに対する返答
その後のその他の返信内容
重要な点は次のとおりです。
- SMS受信(無料)のみでもローミング設定は必要
- 海外ローミング設定自体に追加料金はかからない
- 通話は別途料金が発生
- 海外でのデータ通信は海外トッピングが必要
- 海外ローミング未設定ではSMS受信不可
この点は、事前確認で初めて把握できました。
povoの海外ローミング設定についてはこちら : https://povo.jp/service/international_roaming
2-5|時間制限
手続きには時間制限があります。
効率よく一日で手続きを済ませるためには、ここも意識しておいた方がよいです。
- eSIM有効化(新規):0:05〜23:50
- チャット受付:9:00〜19:00(海外ローミング設定の問い合わせはチャットのみ)
私は夜に契約を行ったため、チャットでの問い合わせの対応時間外になってしまい、海外ローミング設定は翌日に申請しました。
2-6|結論
私は2日間で手続きを完了しました。
ただし、受付時間内に進められれば
最短1日で完了する可能性があります。
前提となる条件は、
- 名義人本人が同席できること
- 本人確認書類が準備されていること
- アプリが事前にダウンロード済みであること
- 時間制限を把握していること
です。
条件が整っていれば、短い一時帰国でも現実的に進められます。
第3章|事前準備と契約手順(簡易マニュアル)
3-1|契約前に確認しておくこと
まず、事前に確認しておく項目です。
事前に済ませておくこと
- 使用端末がeSIM対応か確認
- SIMロックが解除されているか確認
- povoアプリをダウンロードしておく
- 支払い用クレジットカードを準備(2-3を参照)
契約当日に必要な条件
- 名義人本人が同席できること
- 名義人の本人確認書類 (運転免許証・マイナンバーカードなど)
- Wi-Fi環境(eSIM有効化のため)
- チャット受付時間(9:00〜19:00)を把握
eKYC(電子本人確認)では、
本人確認書類のICチップの読み込みや写真撮影、また名義人の顔写真の撮影などが必要です。
本人確認書類の現物だけでなく、名義人本人の同席も必要です。
(参考)本人確認に関するpovo内の記事
povo2.0の新規契約時に確認が必要な3つのポイントと新規契約の流れ:
404 - ページが見つかりません | povo2.0(上記のリンクが無効な場合、povoトップページ>右上の三本線(三:こういうマーク)>ご検討中の方におススメ情報>お役立ち情報>スマホに関するあれこれ>povo2.0について>povo2.0の新規契約時に確認が必要な3つのポイントと新規契約の流れ」の順でたどると確認できると思います)
povo、新規契約時の本人確認においてマイナンバーカードのICチップを利用した公的個人認証サービスに対応(25年5月8日訂正):https://povo.jp/news/newsrelease/20250508_01/
3-1補足|Androidでpovoアプリがダウンロードできない場合
povoのアプリは、Playストア(Google Play)の居住国が「日本」でないとダウンロードできません。
契約時にもアプリは必須ですが、契約後も半年ごとのデータトッピング購入にアプリが必要です。
(180日間有料トッピング未購入の場合、利用停止となります。)
私は韓国でAndroidを使用しており、Playストアの居住国が韓国に設定されています。
そのため、povoアプリをダウンロードできず、契約を進められませんでした。
アプリではなくウェブブラウザから契約できないかと試しましたが、本人確認(eKYC)の段階でアプリからしか進められない設計になっていました。
そこで、次の方法で対応しました。
対応方法(Androidの場合)
- 既存のGoogleアカウントA(普段使っているもの)
- 居住国:韓国
- 決済情報:韓国のカード
とは別に、
- アカウントB(既に持っていたGoogleアカウント)を使用
- 決済情報未登録
このアカウントBでPlayストアにログインしなおし、
- 居住国を日本に変更
- 日本発行のクレジットカード情報を登録
これにより、日本のアプリがダウンロード可能になりました。
povoアプリをダウンロード後、プレイストアでアカウントBからログアウトし、再びアカウントA(韓国)にログインし直しました。
一度インストールしたpovoアプリは、その後も問題なく利用できています。(2026/3/4現在)
注意点
Playストアの居住国変更は通常1年に1回のみ可能です。
なので私は別アカウントを使用することで対応しました。
ただし、一度日本の決済情報を登録したアカウントが端末に残っていると、スマホ決済時に日本円・日本カードで処理される場合があります。
私は韓国のカカオトークでスタンプを購入しようとしたら、日本円で表示されてしまい通常よりも値段も高くなって困りました💦
その場合は、スマホの端末からGoogleアカウントBをログアウトすれば解消しました。再度ログインしたとしても、問題は起きていません。
前提条件
この方法は、
- 日本発行のクレジットカードなど決済手段がある場合
に限り有効です。
3-2|当日の手順
契約当日の流れは次のとおりです。
- 新規契約(通話+データ/eSIM)
- アプリから申込
- メールアドレスでpovoのアカウントを作る
- 契約したい情報を入れる(新規契約/通話+データ/esimなど)
- 支払い方法の登録
- eKYC実施(本人確認書類+顔撮影)
- 使用者の情報(生年月日のみ、本人確認書類等は不要)
- 名義人ではなく、この回線を実際に使う私の生年月日を記入
- 登録アドレスに「【povo】「本人確認完了のお知らせ」が届く
- SIM開通手続き(物理SIMかeSIMかによって方法が異なる)
- eSIM(QRコード)が発行される
- QRコードをWi-Fi環境で使用する端末にインストール
- SMS受信確認
- 実際にSMSが届くか確認
- (電話番号の認証が必要だったサービスに登録するなどして確認しました。)
- 実際にSMSが届くか確認
- 海外ローミング設定
- povoのチャットで申請(9:00〜19:00)
- 本人確認書類+顔写真提出を求められる
- このときは、ただの顔写真ではなく、本人確認をもっている本人の顔写真が必要でした。
海外ローミング設定の本人確認は、以下のFAQにある写真の撮り方と同じでしたので参考にしてください。
(参照元)FAQ.住所を変更したい
povo2.0 FAQ「povo2.0アプリ」から以下の手順でお手続きください。1.povo2.0アプリにログインし、左上の「人型のマーク」をタップ 2.「ご住所」の欄に表示されている「ペンのマーク」をタップ
ここまで完了すれば、回線の開通も終わったうえ、海外でも使用が可能な状態になります。
(povoサイトより)
SIM/eSIM開通の手続き方法:https://povo.jp/procedure/sim-esim/#guide
3-3|注意点
手続き中に止まりやすいポイントは次のとおりです。
- 夜に開始し、チャット受付時間を過ぎる(⇒海外ローミング設定が翌日に持ち越し)
- アプリがダウンロードできない(⇒契約に進めない)
- 名義人が同席できない(⇒本人確認がスムーズにできない)
- Wi-Fi環境がない(⇒eSIMの有効化ができない)
時間制限と名義人の同席が特に重要です。
3-4|1日で完了させるためのポイント
最短で完了させるためには、
- 時間に余裕をもって手続きを開始する
- 本人同席の下、本人確認書類をすぐ提示できる状態にする
- アプリの問題を事前に解決しておく
- ローミング設定まで同日に終える計画で動く
契約完了だけでなく、
SMS受信確認とローミング設定まで終えて初めて実用状態になります。
第4章|契約後の管理と使い方
4-1|電話番号の維持方法
povoは、一定期間利用がない場合、利用停止となります。
そのため私は、
- 半年に1回、最も安いデータトッピングを購入
という方法で番号を維持しています。
おそらく一番安いトッピングは
データ追加1GB(180日間)税込み1260円のこのトッピングです。
30日あたり210円で電話番号を維持できると考えればとても安いです。
404 - ページが見つかりません | povo2.0
トッピングの購入はアプリから行います。
そのため、アプリを自分で操作できる環境を整えておくことが前提です。
4-2|普段の運用
私はこの回線はSMS受信用として利用しています。
そのため、
- 通常はeSIMをオフ
- SMS受信が必要なときのみオン
という運用をしています。
不要な通信や課金を避ける目的です。
SMSの受信さえすればよいので、SMS認証を送信される前にあらかじめeSIMをオンにします。優先SIMにする必要はありません。(万が一、優先SIMに指定したあと、eSIMをオフにし忘れて使用を続けてしまったら料金が発生してしまうかもしれません)
4-3|一時帰国時の使い方
私は日本に一時帰国する際のデータ通信は、別途購入した日本用のデータ専用のeSIMを使用しています。その方が安く済むからです。
運用方法は次のとおりです。
- 本回線(韓国国内で契約している物理SIM)はそのままに、国際ローミングはオフ
- 別途購入した日本用データ専用eSIMをオンにし、モバイルデータの優先SIMに設定
- povoは基本オフ
povoの番号でSMS受信が必要な場合のみ、
- povoの回線をオン
- SMS受信する
- 認証コード入力
- povoの回線をオフ
という形で切り替えています。
ちなみにgalaxyの私のスマホの画面ではこのように管理しています。
設定>接続>SIMマネージャー
SIMカードは韓国で使用している本回線で物理SIMがスマホ本体に入っています。
eSIMは今現在は韓国にいるので、「povo(※消すな)」と設定しているもののみです。
eSIMをここから削除してしまうと再発行などとてもめんどくさいことになるので、誤って削除しないように名前をわかりやすくしています!(笑)
eSIMのオンオフは、右のボタンのようなものをクリックします。
SMSを受信することがない場合は、今のようにオフの状態です。
ちなみに日本用のデータ専用SIMを購入した場合、「eSIMを追加」から購入元から送られてきたQRコードを読み込んで使用します。こちらは一時的にデータ専用で使うものなので、一時帰省が終わったら、オフではなくて削除をします。
私は安く済ませたいので、Naverなどで格安の日本用データeSIMを購入していますが、povo側でデータトッピングを購入すれば、SMS受信のたびにeSIMをオンオフする必要もありません。
4-4|通話について
ローミング設定を行っていれば海外からの通話も可能です。
ただし、通話料金は別途発生します。(国によって料金が違います)

参照元:https://povo.jp/service/international_roaming/
4-5|運用上の前提
- 海外利用にはローミング設定が必須
- トッピング購入はアプリ操作が必要
- SMS専用として使う場合は、eSIMのオン/オフ管理がおすすめ (通常はオフにし、受信時のみオンにする)
一度設定と運用方法を理解すれば、
日常的に複雑な操作が発生するわけではありません。
まとめ
この記事では、海外在住で住民票がない状況でも、日本の電話番号を取得できた私の実例として、家族名義+povoで契約した方法を紹介しました。
ポイントを整理すると、次のようになります。
- SMS認証のためには「日本の電話番号でSMSを受信できる環境」が必要
- 自分名義での契約が難しい場合でも、家族名義という選択肢がある
- povoの場合、eSIMを使えば短い一時帰国でも契約できる可能性がある
- 海外でSMSを受信するためにはローミング設定が必要
- 電話番号の維持には、定期的なトッピング購入が必要
私の場合は、これらの条件を満たすことで、海外(韓国)滞在中でも日本のSMS認証を利用できる環境を整えることができました。
海外在住で日本の電話番号が必要な場合でも、条件を整理していくことで、利用できる方法が見つかる可能性があります。
この記事が、同じような状況の方が方法を検討する際の参考になれば幸いです。
※本記事は2025年12月時点の体験に基づいています。
通信会社の仕様や契約条件は変更される可能性があるため、実際に手続きを行う際は最新の公式情報をご確認ください。








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